自炊の壁の1つが、調味料の分量を量る手間。たとえば、レシピに大さじ1や小さじ1、小さじ1/2など調味料ごとにまちまちの分量が書かれていたら……。これだけで面倒になって投げ出してしまう人も多いのではないでしょうか。
そんな時は、きっぱりと「調味料オール1」で作ってしまうのもあり。
それでも結構、いろいろと作れるものなんです。そこで今回は、鶏むね肉ときのこ(しめじ、えのき)を使った、秋らしい一皿を“調味料オール1”で作ってみました。電子レンジでチンすればいいので簡単。
調味料はオール1ですが、家族からはオール5をもらいましたよ。
嫁さん評価 ★★★★★
「これは意外に美味しいわね! 鶏肉も硬くなくって食べやすい味。食卓にあると嬉しい一品かしら」
娘評価 ★★★★★
「ほんとこれ美味しい。このままでもいいけど、ご飯にかけたらより美味しいかもしれないよね」
かめきちパパの「鶏むね肉ときのこのオール1和え」
【材料】1人前
- 鶏むね肉 150g
- しめじ 1/3袋(50g)
- えのき 1/4袋(50g)
- 刻みネギ お好みの量
(A)
- 砂糖、しょうゆ、みそ、水 各大さじ1
作り方
1. 鶏むね肉は皮を取って、1㎝幅に切ります。
2. しめじは食べやすく小房に裂いて、えのきは半分の長さに切ります。
3. (A)はよく混ぜ合わせておきます。
4. 耐熱のボウルに鶏むね肉を入れて、水を大さじ2(分量外)振りかけたら、ふんわりとラップをして500wのレンジで3分加熱します。
水を少し振りかけることによって鶏肉を蒸す感じになり、ふっくら仕上がります。
5. 4に2のきのこを入れ、再びラップをふんわりとかけて、鶏肉に火が通るまで1分30秒加熱します。
ここで出てくる水分は、鶏肉ときのこの旨味がたっぷりなので捨てずにそのままで。
6. (A)を加え混ぜ合わせ、
少し冷ましたら完成。器に盛って刻みネギをのせます。
鶏肉ときのこの予熱で十分なじむので、(A)は加熱しなくても大丈夫です。
汁まで美味しいから「ご飯にかける」のも大正解
鶏肉、きのことみその旨味が合わさって、汁までしっかりと味わえる「オール1和え」です。
汁まで美味しいとなったら、娘が言っていたように「ご飯にかける」のも大正解。次の日に次の日に残りを温め直して、熱々のご飯にかけるのもいいんです。それを朝ごはんにもしてもウマい。みそ汁がけご飯よりも濃厚で、味わい深い感じ。 娘も喜んで食べてました。
調味料オール1の味、侮れない味になってます。豚肉やなすで作ってもいいですね。いろいろな秋の食材で楽しんでみてください。
作った人:かめきちパパ
調理師免許と食育アドバイザーをもつ主夫。うるさいお姫様2名と「お弁当・命!」の嫁さんとの4人暮らし。ご飯のおかずからお酒の肴まで和・洋・中なんでも作ります。「楽しく作って、楽しく食べる」そんな楽ウマ料理を楽しんでいます。
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